会社勤めから離れてしまった私にとって、この言葉に新しい始まりのようなものは
もう何年も感じなくなりました。
・・・ていうか、サラリーマン時代にもほとんど感じてなかった(笑)
初々しい社会人1年生の皆さんを街で見かけると、「新年度」そのものが歩いて
いるようです。実は私には、いわゆる「就活」し新卒で皆と一緒に「入社した」
経験がありません。留学したかった私は就職に全く興味がなく、卒業年の2月
だというのに何も活動していませんでした。リクルートスーツももちろん
買っておらず(笑)
学校の就職課から就職はどうするんだと何度も電話があり、しぶしぶ求人票を
見に行ったものの、特にやりたい仕事もなく。1人暮らしでお金もないしすぐ
には留学できないので、とりあえず仕事は探さねばと思い、当時の求人雑誌
「とらばーゆ」を買って面接に行き・・・そしたらなんと正社員採用(笑)
私を採用してくれたその会社は今はありませんが、・・あの時私を拾ってくれて
本当に感謝しています。
新年度の4月を待たず2月末から仕事が始まり、私は友人達より先に社会人に
なりました。その会社に同期はおらず、私ひとりがポツンと新卒。小さい会社
だったので研修もなく、すべてOJT。大人達ばかりの中でビビりながら仕事を
しましたが、皆優しくしてくれました。しかしながら、その会社に在籍したのは
1年だけ。その後イギリスに渡ることになります。
4月にも新年度にも特別の思い入れがないのは、そんな社会人スタートだった
からかもしれません。あの頃の妙な大胆さ(計画性のなさ?)、たまに見習い
たいと思う昨今です。
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