2008年10月14日

単語のビジュアル化

今日から夜間の講座が始まった。
これから12月中旬まで、毎週火・水の夜が仕事で埋まる。普段はあまり気にしていなかったが、今日外出する時、こんなにも日が短くなっていたのかと実感。6時過ぎになると、もう真っ暗だ。

さて以前、「言い換えのスキル」について少し書いたが、今日の授業でも同じような内容が出てきた。そのうちのひとつ、「私の仕事は接客です」。この「接客」をどう言うか?コツをつかんできた受講生からは、たくさんいい表現が出てきた。
handle, serve, help, attend, take care of, deal with..... 全部が全部同じ意味ではないが、「世話をする、応対する」という意味においては、どれも共通している。あとは、その場面に一番合ったものを選んで使える能力をつければよい。例えばレストランの給仕なら、I serve customers food.(私は客に食事を出す)だし、クレーム客に対してなら、I deal with angry customers.(私はクレーム客の対応をする)だ。

語彙を増やす作業をしている時に大切なことは、やみくもに単語を覚えるのではなく、必ずその場面設定を一緒に覚えるということだ。上記なら、食事を運んでいる(=serve)ウェイターの姿や、怒鳴る客に対して冷静に対処している(=deal with)販売員など・・・。単語を見て場面が思い浮かぶ、つまり状況をビジュアル化できれば、覚えようとする単語の定着率と場面に合った語彙を選ぶ能力は、かなり高いものを期待できるはずである。

posted by しゅ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語関連
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